宇宙船布団号

思ったこととか感じたこととか、長文を書く練習

ハナシカケル

なりゆきは貧弱で

思ってたよりずっとあてにならない

眠ってる偶然を

起こしに行くんだ 次々

 僕のヒーロー、トモフスキーのハナシカケルという歌の一節です。「どこにも行きたくないけどここにもいたくなくて、誰にも会いたくないけどそれだとつまらない、だから次に出会った人にはとりあえず話しかけよう」ってタイトルまんまの歌なんです。

本当になりゆきまかせなんて結構あてにならない。し、そんなもんに身を任せてしまえる場面も大人になった今はそんなになくて、大抵は選択肢の一つ「なりゆきにまかせる」を選択してしまってることが多い。無意識のうちに、または逃げの一手として。

あてにしたいなら、はやく偶然を起こしに行こう?ね?

魔法が使えないなら

秋ってなんですか?秋って冬眠に向けた準備期間ですか?人間界には冬にクソイベントが控えてるので、それの準備期間ですか?…よし、秋を殺せ。
 
さて、気候はすっかり秋気分で、気温の寒暖差で風邪などひいていました。季節の変化に対応できず(毎度おなじみ)、いつの間にか秋だとか冬だとかそんなことなく、不本意ながら季節には敏感です。
風邪をひくと心も病んできて、体が疲れて心も疲れて、そんな自分に更に疲れて…と負のスパイラルに飲み込まれてしまうのです。元々気分屋(自分の性格で嫌いなとこの一つ)なのに、それに輪をかけて山の天気のようにコロコロ気分が変わってたここ一週間で会った人たち、もしかしたらごめんなさい。傷つけたかもしれない。本当にごめんなさい。
性格上「意味なく何かをすることはない」ので、気分屋とは言っても意味なく気分が変わるわけじゃなく急に何かを思い出して落ち込んでたり、考え事で頭がいっぱいになってたり
…いえ、本当にごめんなさい。
 
こんな感じのことを言いたい気分になったのは、昨日「心が叫びたがっているんだ。」を観たから。
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宇多丸さんが言っていたように「ん?」と気になるところは多かったけれど、「言葉」について考えさせてくれる観た後ポカポカする作品でした。僕にとっては大切な映画の一つになったと思います。(今度ちゃんと感想を書きたい)
 
今年もあと2ヶ月ほどで終わってしまうのですが、どうですか?「どうですか?」ってこともないのですが、どうですか?ぼくはどうですか?
ぼくはとりあえず勉強しますね。とりあえず生きますね。それくらいです。
 

夜が楽しくなったわけではなく、でも「なんとなく死にたい」と思ってたあの時よりはだいぶマシになったと思うのです。では。

実験4号

去年の今頃の記憶を探ると、何もしてなかったことが浮き彫りになる。
生きるのに必死だった、無我夢中で仕事をしてた、ならいい。だけど、目標も楽しみも苦しみもなく、ただぬるま湯に浸かってただけな気がしてならない。…気がする、じゃなくて実際そうだったのだろう。
周りが子供を育ててたり、仕事である程度の地位にいるのを知るたびにそう思えてならない。
低賃金で頑張ってました、はなんの免罪符にもならないし、人間としての生活をしてるのかと問われれば苦笑いするしかない。
諦めたつもりで諦められず、悟ったつもりで嫉妬を繰り返す。クソみたいなピエロだ。哀だけしか表現できないピエロに価値なんてあるの?哀というか(自己)愛。最悪だ。誤魔化した自分に甘えてるだけでなんの生産性もない。

他人に選択肢を委ねる場面なんてそうそうない。全部自分が選んだ人生だということをちゃんと受け止めて、ちっちゃな目標に向かってちゃんと生きようと思う。とりあえず免許をとる。そのために明日からの免許取り消し処分者講習。
これがようやく普通の人になる第一歩です。